
デジタル化・DX事例概要
| 段階 | Step1:デジタイゼーション |
| 実践企業名 | 株式会社Eプレゼンス |
| 業種 | 専門サービス業(その他の専門サービス業) |
| 取り組んだ内容 | ホームページのトップページ画像撮影・保存の自動化 |
| 利用ツール・システム | Power Automate ※1 |
| 導入までの期間 | 3日 |
| ツール導入費用 | 無料 |
| 支援企業 | なし(自社にて実施) |
※1|Power Automate(パワーオートメイト)とは?
Microsoftが提供するノーコード(ローコード)の業務自動化ツールです。
デジタル化のビフォー・アフターイメージ

1.DX・デジタル化の取り組みをしようと思ったきっかけは何ですか?
三重大学のリカレント教育センターでPower BI ※2を見たときに、「自社でも何かできることがあるのでは?」と感じました。
そこから、自分たちの業務の中で改善できるものを探してみたのがスタートでした。
※2|Power BI(パワービーアイ)とは?
Microsoftが提供するビジネスインテリジェンス(BI)プラットフォームで、様々なデータソースからデータを収集・統合・分析し、インタラクティブなグラフやダッシュボード(ダッシュボード)として視覚化することで、データに基づいた迅速な意思決定や業務改善を支援するツールです。

2.困っていたことは何ですか?
弊社は毎月、クライアント様のWebサイトを安全に運用していただくために、メンテナンス作業を行っています。担当者それぞれが10サイト以上を担当しています。
トップページのスクリーンショットを撮って指定フォルダに保存する作業をしていました
単純作業ではあるが、毎月約90分かかり、毎月欠かせない業務だったため非効率だった
3.どのようにデジタル化をして解決しましたか?
Microsoft社のRPA※3であるPower Automate を導入しました。
「スタート」ボタンをクリックするだけで、自動的に対象サイトを開き、スクリーンショットを撮影し、指定フォルダに保存する仕組みを作りました。導入にかかった時間はわずか3日間。シンプルですが、大きな効果がありました。
※3|RPAとは?
RPA(Robotic Process Automation)とは、人間がパソコン上で行う定型的な作業(データ入力、コピー&ペースト、システム間のデータ連携など)をソフトウェアロボットに記憶させ、自動で反復実行させる技術・システムです。
Power Automateを使うと何ができるか?
日々の繰り返し作業や異なるアプリ・サービス間の連携を自動化し、業務の効率化と生産性向上を実現します。
デスクトップ上で繰り返している作業を自動化できます。例えば、メールの添付ファイル自動保存、データ入力・同期、Webフォームの自動処理など、プログラミング知識がなくても視覚的に「トリガー(きっかけ)」と「アクション(処理)」を設定するだけで、「フロー」と呼ばれる自動化ルールを作成できます。
Microsoft製品はもちろん、様々な外部サービスとも連携可能です。
4.取り組み後の社員のみなさんの声をお聞かせください

これまで90分かかっていた作業が、クリックひとつで完結するようになりました。

担当者の負担は大きく減り、業務効率は格段にアップしました。

5.管理者、担当者の声をお聞かせください
90分が5分に!3人に分担していたのが1人で作業可能に!
複数人で分担していましたが、この作業に関しては、一人で作業可能になったため、全体の作業時間が激減しました。
シンプルな改善ですが、その効果の大きさを実感しています。
6.今後チャレンジしたいことは何ですか?
今後は、新しいサイトのURLをスプレッドシートに入力すれば自動で処理できるようにしたり、実行ボタンをクリックしなくても特定の日程に自動で動く仕組み(クラウド実行)に挑戦したいと考えています。

7.支援者からのメッセージ
自社実施のためなし
実践会社情報
| 会社名 | 株式会社Eプレゼンス |
| 所在地 | 三重県四日市市栄町1番11号くすの木ビル4階 |
| 業種 | 専門サービス業(その他の専門サービス業) |
| サービス内容 | 〇コンサルティング事業・ブランディング&Webマーケティング・Webサイトの制作・運営支援・各種デザイン業務〇教育事業・デジタル人材育成・DX化支援・デジタルスキル研修等 |
| 従業員数 | 5名 |
| ホームページ | https://www.e-presence.jp/ |
