
デジタル化・DX事例概要
| 段階 | Step1:デジタイゼーション |
| 実践企業名 | 株式会社服部 |
| 業種 | 製造業 |
| 取り組んだ内容 | 取引先の位置情報のデジタルマップ化 |
| 利用ツール・システム | Google マイマップ※1 |
| 導入までの期間 | 4ヶ月 |
| ツール導入費用 | 無料 |
| 支援企業 | 株式会社Eプレゼンス |
※1|Google マイマップとは?
自分だけのカスタム地図を作成・編集・共有できるGoogleの無料ツールです。 場所のピンやルート、図形を描き込んで、目的に応じた情報を地図上に整理できます。
デジタル化のビフォー・アフターイメージ

1.DX・デジタル化の取り組みをしようと思ったきっかけは何ですか?
EプレゼンスのEプレDOORSで開催されていたデジタル化の講座に参加して、自社のデジタルスキルにおける大きな可能性(伸びしろ) に気づくことができました。
まず取り組んだのは、日報を紙の台帳から、Google フォームにし、DX改善の良さを実感しました。

2.困っていたことは何ですか?
毎回、口頭で道順を説明したり地図を検索していたことが手間だった
個人宅も多くナビだけでは不十分だった
3.どのようにDX・デジタル化をして解決しましたか?
Google マイマップにご契約者様の位置情報をピンを打ちし、配送担当者と共有しました。
ご契約者様の名前で検索するとGoogleマップにピンポイントで場所が表示されるようにし、配送担当者が初めて向かう取引先でも説明することなく向かえるようになりました。
また、ピンの色分けなどをして担当区域をわかりやすくしました。
4.取り組み後の社員のみなさんの声をお聞かせください

ナビで近くまで行っても迷うことがあったのがマップだけで正確に行けるようになりました

事務担当者が口頭で毎回説明する手間が省けるようになりました

5.管理者、担当者の声をお聞かせください
Google マイマップの作成は正直大変でしたが、社員の皆さんに快適に使っていただけているのでとてもうれしいです。
3か月間で1000回を超えるマップの表示がありました。もうこんなにたくさん使ってもらえてるんですね!
6.今後チャレンジしたいことは何ですか?
お客様の情報は、追加されますので、引き続き追加をし、配送担当者が使いやすいようにバージョンアップしていきます。
また外部の方に委託することになった場合でもスムーズに共有できるように最新の情報になっているようにします。

7.支援者からのメッセージ
この度は、取り組みを支援させていただき、誠にありがとうございました。
今回の支援は、業務日報のデジタル化を試行されていた初期段階において開始されました。 件数の多さや、事務所のパソコンとスマートフォンの操作方法の違いといった課題に直面され、当初は戸惑われる場面もあったかと存じます。
しかしながら、社内のコミュニケーションツールを活用することで、情報の共有を迅速化・効率化するべく、日々熱心に学ばれ、すぐに実践に移すという素晴らしい取り組みを見せてくださいました。
この姿勢からは、「社内にある身近な困り事を、まずは無料ツールから解決していく」という、非常に実用的かつ前向きな志向が強く感じられました。
会社情報
| 会社名 | 株式会社 服部 |
| 所在地 | 三重県四日市市広永町1343番地1 |
| 業種 | 製造業 |
| サービス内容 | 肥料販売業・配合肥料製造業 |
| 従業員数 | 14名 |
| ホームページ | https://www.hattori-s.com/ |
