
DX事例概要
| 段階 | Step1:デジタイゼーション |
| 実践企業名 | 株式会社ROC |
| 業種 | 製造業 |
| 取り組んだ内容 | 業務日報のデジタル化 |
| 利用ツール・システム | Google フォーム/Googleスプレッドシート |
| 導入までの期間 | 3ヶ月 |
| ツール導入費用 | 無料 |
| 支援企業 | 株式会社Eプレゼンス |
デジタル化のビフォー・アフターイメージ

1.DX・デジタル化の取り組みをしようと思ったきっかけは何ですか?
EプレゼンスのEプレDOORSで開催されていたデジタル化の講座に参加して、自社のデジタルスキルにおける大きな可能性(伸びしろ) に気づくことができました。
自社を振り返ってみると、業務日報を一冊の台帳で管理し、社員が記入するためにわざわざ帰社していたので、DXの第一歩として「紙の業務日報からの脱却」から始めてみようと思いました。

2.困っていたことは何ですか?
日報は紙で手書き。記入ミスや文字の判別ミスがありました
日報だけのために毎日帰社しなければならず、社員の負担が大きかった
台帳に記入されている業務情報をエクセルに手入力で転記しなければならない事も地味に手間がかかっていました。
3.DX・デジタル化をしてどんな変化がありましたか?
GoogleフォームとGoogleスプレッドシートを導入し、スマートフォンから日報が入力できるようになりました。
いつでもどこからでも日報を報告できるようになったので、帰社する手間を省けました。
4.取り組み後の社員のみなさんの声をお聞かせください

スマホで入力できるので、わざわざ帰社しなくてもよくなり、帰宅時間が早くなりました。

時間にも気持ちにも余裕ができたので、ワークライフバランスが良くなったと感じています。

日報から手入力で転記していた作業が無くなり、手間と間違いが無くなりました。

いつでもどこからでも日報を記入することができるようになってのでとても楽です。

5.管理者、担当者の声をお聞かせください
- 帰社しなくてもよくなったので、従業員の負担も減った
- データの転記が必要なくなった
- 在庫の管理にもつなげることができた
結果、月8~10時間以上の残業時間削減!残業代の削減にも成功。“やってみたら簡単だった”というのが現場と管理者の共通の感想です。
6.今後チャレンジしたいことは何ですか?
他の在庫管理にも紐づけして、もっと効率化を目指したいです。
また担当者だけではなく、誰が見てもわかりやすいツールにする事で誰でもわかるようなものに進化させたいです。

7.支援者からのメッセージ
この度は、貴社のDXへの大切な第一歩を支援させていただき、心より感謝申し上げます。
今回の取り組みは、貴社がEプレDOORSの講座を機に「自社のデジタルスキルにおける大きな可能性(伸びしろ)」を見つけ、「社員の負担を減らしたい」という温かい想いから、長年の課題であった紙の業務日報からの脱却を決意されたタイミングで始まりました。
日報の件数や、PCとスマートフォンでの操作方法の違いといった新たな課題に直面されながらも、貴社の皆様は、より良い職場環境を実現するために、日々真摯に学び、Googleフォームとスプレッドシートの活用をすぐに実践されました。その従業員様を大切にする姿勢と前向きな努力に、私たちも深く感銘を受けました。
結果として、「日報のためだけの帰社」が不要となり、社員の皆様のワークライフバランスが改善されたという声は、何より嬉しい成果です。また、手作業によるデータ転記が無くなり、月8~10時間以上の残業時間削減にもつながったことは、皆様の努力の証です。
改めて、貴社のこの度の素晴らしい成果を、皆様と分かち合えることを心から嬉しく思います。
会社情報
| 会社名 | 株式会社 ROC |
| 所在地 | 三重県四日市市広永町1343番地1 |
| 業種 | 製造業 |
| サービス内容 | 肥料販売業・配合肥料製造業 |
| 従業員数 | 14名 |
| ホームページ | https://www.hattori-s.com/ |
